思い
毎度毎度同じ事を書いているようですが・・・寒いですね。
先週のじいちゃんの肺炎に続きばあちゃんも風邪でダウン・・・
寝込んでおります。
遠方からわざわざ子供達に会いにきてくれたのに熊本の気候が合わないのか思いっきり体調を崩してしまった
じいちゃんとばあちゃん。
何だか申し訳なくなってきてしまいました(泣)
皆さんも体調にはくれぐれもご注意くださいね。
話は変わりますが、先日私がお別れのお手伝いをさせていただいたご年配のご夫婦がいらっしゃいました。
亡くなったのは18歳のヨークシャテリアのワンちゃんでした。
お迎えに伺いお宅に上がらせていただくとワンちゃんは沢山のお花と好物の食べ物に囲まれて専用の布団に寝ていました。
本当に寝ているようで、お顔を撫でると目を開けるんじゃないかな?と思うほどでした。
ご夫婦共体調を崩されており、ご自宅でのお別れとなりました。
きっと子供のように大事に育てられたのでしょう、ワンちゃんとの沢山の思い出をお話して下さいました。
ご主人は隣のお部屋でずっと涙を流されておられ、奥様もずっとワンちゃんを撫でていらっしゃいました。
1時間ほどだったでしょうか思い出話をお聞きしてお別れをしていただきました。
ご自宅からワンちゃんを霊園にお連れしようとした時、奥様が
「明日から病院から帰ってきても誰も迎えに出てきてくれんとですね・・・」
とおっしゃいました。
その言葉を聞いてダメだと思っていながら私も涙が止まりませんでした。
きっとこのご夫婦だけでなく皆さんそんな気持ちでお別れされるんですよね。
これでこの子のこの姿と会えなくなる。
それが一番辛くて怖いとおっしゃる方もいます。
沢山の思い出と時間を残していってくれた子達とのお別れ。
職業としてお手伝いしてはいけないんです。
御家族の気持ちになってお別れのお手伝いをさせていただかないといけないと改めて思いました。