熊本市動物愛護センター1
朝晩はめっきり寒くなりましたね。
でも日中は日向に出るとまだまだ暑いです。
こうも寒暖の差があると体調も崩しがちですが、みなさんいかがですか?
さて、私はほぼ毎月熊本市動物愛護センターにおじゃまします。
譲渡会のポスターをいただいたり、みなさんからお寄せいただいたフードの寄付やお預かりした死亡届を提出にいったりです。
事務所の玄関を入るといつも沢山の仔猫ちゃん達がいます。
スヤスヤ眠ってる子、じゃれ合ってる子。
ゲージの間から手を入れると寄って来てくれてそれはそれはとっても可愛いんですよ。
でも、この子達はみんな捨てられたり色んな人間の事情でここにいるんだよな・・・
といつも思います。
可愛いという感情だけではいけないと思うんです。
人間の勝手で悲しい思いをしただろうに、怖がらずに手にじゃれてくる子達を見ると胸が締め付けられる思いでした。
しばらく仔猫ちゃん達を見ていて、ふと目を上にやると病気治療中の子達の写真とプロフィールが書いてありました。
「とても人が大好きです」
「甘えん坊です」
その子の特徴やチャームポイントが書いてあります。
全部見てみると中には
「ときどきフーっと言って怒ります」
「下半身マヒで排泄介助が必要です」
「なかなか心を開きません」
など俗に言うウイークポイントも書いてあります。
一見、その子にとってマイナスになりそうですが、きっと愛護センターの方達はその子達の全てを知ってもらい、短所も受け止め一生大事にしてくれる方の元へお願いしたいと思ってるんじゃないかと感じました。
私の個人的な考えなのですが、動物と一緒に暮らすという事は簡単な事ではありません。
ご飯やしつけなどお世話は大変だし、思い通りにならない事もあります。
一緒に暮らして初めてわかることもたくさんあります。
だからこそ愛護センターの方は今わかっていることを隠さず全てを知ってもらったうえで里親になってくれる方を探しているのではないでしょうか。
二度と悲しい思いをさせないために。
愛護センターの方の愛情の表れなのではないでしょうか。
今書いたことは私個人の考えなのでご理解ください。
写真をアップしようかとおもいましたが実際足を運んで見ていただきたくて写真はやめました。
もしネコちゃんを新しく家族にとお考えのかたは一度愛護センターに行かれてはいかがでしょうか?