ある日の出来事
こんにちは!
日に日に暑くなり真夏日というところもあるようですね。
連休明けで調子がいまいち・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、先日あったお話をさせていただきたいと思います。
ある日の夜7時頃、仕事から帰宅途中の自宅近くの道路に一匹のワンちゃんが・・・
見るからに老犬のお顔でリードを引きずったままヨロヨロと歩いていました。
結構、交通量も多くスピードを出して走る車も多い道路。
後ろも閊えてるし、子供の迎えの時間もギリギリ・・・
とりあえず子供を迎えに行ってまた来ようと急いで帰り、子供と一緒にワンちゃんを探しに行きました。
スーパーで買った缶詰を持って、公園や道路を探してもいません。
すると、ハザードが点滅している車が一台。
もしやと思い走って行ってみると、ワンちゃんが倒れていました・・・
私 : 「車で轢いちゃったですかっ!?」
男性 : 「いえ、道路を蛇行してて危ないんで保護しました・・・」
倒れているワンちゃんを見て咄嗟にこんな失礼な事を言ってしまいました・・・
後から冷静になり、何て失礼な事を言ってしまったんだろうと猛省しました。
男性とお子さんで警察に電話をしてくださったとの事。
とりあえず、買ってきた缶詰を手で食べさせると私の手を噛むほどガブガブ食べてくれ、ホッと一安心。
しかしよく見るとワンちゃんはお年と疲れでか後ろ足が全く動きません。
前足も踏ん張りが効かないようです。
このままウチに連れて帰ろうかな・・・
主人と子供達に聞いてみようかなと思っていたその時
「ウチの犬です!!」
若い男性が自転車で迎えに来てくれました!
よかった・・・本当に良かった・・・
嬉しくて涙が出ました。
帰宅したらいなくなっていてお母様と探してらっしゃたとのこと。
すぐにお母様も来られました。
お母様も泣いてらっしゃいました。
ワンちゃんは大好きなお母さんに抱っこされて車に乗って帰っていきました。
危ないところを保護して下さった方。
ちゃんとお迎えにきてくれたご家族。
このワンちゃんは守られているんだなと嬉しくなりました。
大好きなお家に帰れて良かったね。
もう逃げ出しちゃダメだよ。
まだまだたくさん長生きして楽しく暮らしてね。
帰宅してからも何だか清々しい気持ちで過ごしました。